TDRブレイブショット工法

工法について

都市鉄道トンネルでの適用を目指した断面修復工法

近年においては地下鉄などの鉄道トンネルでのコンクリート劣化が問題となっています。

鉄道トンネルの断面修復工事では、電車が止まっている夜間での工事であることから、施工終了から供用までの時間が短いことから、断面修復材には良好な強度発現とともに、確実な施工が求められています。

「TDRブレイブショット工法」は、鉄道高架橋や道路橋などで約20,000m2の実績を有する「TDRショット工法」をブラッシュアップし、都市鉄道のカルバートトンネルの断面修復工事での適用を目指した短時間での強度発現性を高めた断面修復工法です。

工法の特徴

  • 強度発現性
    これまでの硬化促進剤を混合させて吹き付ける断面修復工法の2倍の強度発現性を有しております。具体的には、材齢28日での付着強度1N/mm2を材齢24時間で満足し、かつ、材齢6時間における付着強度0.6N/mm2を満足する強度発現性を有しております。
  • ポンプ圧送性
    ポンプ圧送性を確保するために、フレッシュモルタルの性状として、テーブルフロー180±20mmを60分保持することができます。
  • コテ仕上げ性
    鉄硬化促進剤、遅延剤の添加量を調整することで、左官仕上げができるハンドリングタイムを有しております。なお、確実なコテ仕上げ施工を実施するために、山中式土壌硬度計の貫入量によるコテ仕上げ可能時間を管理しております。
  • 剥落抵抗性
    補強繊維の添加により、高い剥落抵抗性を有しております。
    また、湿式吹付け方式を採用していることから、粉じん・はね返りの発生が少ない工法です。

技術データ

強度発現状況

主な適用範囲

都市鉄道トンネル

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